内容説明
上場企業1000社を継続調査中のアナリストが教える秘策。広報=広告だけじゃない!売れる広報ではなく、勝てる広報を取り入れて、企業をさらなる成長へと導いていく、それが分析広報。
目次
序章 独自リサーチを10年続けてわかった成長の秘密(山一證券「最後の新卒社員」だった私;アナリストとして「100倍成長企業」を発掘 ほか)
第1章 なぜいま「分析広報」が必要なのか?(広告と広報の違いは何か;社会の理解や評価に働きかける ほか)
第2章 成長に欠かせない「広報」への意識改革(中堅・中小企業こそ分析広報を活用すべき;自社を社会のなかに「タグ付け」する ほか)
第3章 「分析広報」を実践する三つのステップ(現状を把握する;自社を魅力あるポジションにおく ほか)
第4章 進化した広報が未来の成長をつくる(成長とは変化すること;業界という枠を超えて「ヨコ」に成長した信越化学工業 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポニア
50
さて本職、本格的に勉強しないといけない事態になりつつあります(遅い?)。以下メモ。時間の経過しか見ず、社会の視点がない状態から、両者を繋ぐ広報。経営者が業界の外に社会があると強く意識すること。事業環境の変化を見て、自ら変化するチャンスを逃さない。業績が悪いときは、現状把握の手段としての広報。広報は外と中をつなぐ役割を持ち、会社をどこまでも持ち上げる存在。外部の反応を正直に伝える人を広報に据える、外部評価を受信するアンテナとなれば、会社は成長する。成長するためには広報は欠かせない。認識を改めたもの勝ち。2024/10/05
naka
12
著者は広報のコンサルタントを行う会社の経営者です。本のタイトルから、広報活動の効果を数値的に分析して次の行動に活かしていく内容かと思って読み始めたのですが、違っていました。証券会社でのアナリストが前職で、とにかくたくさんの企業の説明会に長期間通い続けているということで、一時低迷しても伸びる会社や、伸びている会社について、経営者の発言や態度、そして未来を語る内容に着目して説明されています。広報の本というよりも、株式投資の銘柄選びの参考になりそうな内容なところが興味深かったです。2024/10/15
Q_P_
1
自社が業界の情報を教える。2024/03/14
加藤 勤
1
株主総会に10年間参加しまくり、今も1000社以上を 継続リサーチしている著者が、株主総会から読み解ける 成長する会社、しない会社のポイントを解説しています。 広報、というと広告と同じと思っている方もいますが、実際には会社の成長性を左右する、戦略的なものだということもわかります。 感想の全文はhttps://ameblo.jp/bookstama/entry-12837416379.html2024/01/21
papahaba
1
PR担当というより、経営者必読書。2023/11/06