内容説明
少女とひとつづきに生きる大人たちへ。ままならなさを抱えながらも日々懸命に過ごしている、二〇二首ぶんの愛。
目次
文鎮
『３月９日』
心から愛してるのは
君の世界へ
夏の夜更け
大切な物
心青ちゃん
キスをするとき
愛された記憶
吾は臆病
現在が初恋
生をつづけてゆくこと
著者等紹介
倉持紀子［クラモチノリコ］
１９７０年１２月生まれ。１９歳より短歌を始める（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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双海（ふたみ）
12
愛された記憶による、人や動物への愛、両親への尊敬の念がこもった言葉。「母の日に何を贈るか考える「また生んでね」と呟いている」「死にたいと思う甘えを誰かにか言える余裕のあるうちの生」「湯呑み茶碗になりたい。そしてあなたと夫婦茶碗になりたい。」「知らなくて良いこともあり目を閉じる余りに日々を曝す時代に」2024/02/20
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