内容説明
シーヘルビー国での結婚式参加も無事に終え、帰国したバーティアとセシル。最近では友人たちの結婚式の話も出始め、周囲はおめでたい雰囲気に満ちている。そんなある日、バーティアの契約精霊・クロと、セシルの契約精霊・ゼノが結婚の挨拶をしに、精霊界にあるお互いの実家に行くことになった。せっかくだからと、セシルとバーティアも一緒に行くことに。まずはクロの実家である闇の王の城に向かったのだけれど…ゼノ&セシルは、城から追い出された挙句、「協力して課題をクリアしてこい」と言われてしまって…!?愛する者と再会するため、男性陣よ、いざ行かん!
著者等紹介
しき[シキ]
2016年に「今更です!!」(一迅社)で出版デビュー。アルファポリス第9回ファンタジー小説大賞にて「自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。」が特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
梅みかん
8
ずっと気になってたクロとゼノメインのお話が読めて嬉しい。クロって喋らなくても感情豊かで、何気に愛情深い。ゼノにも黒歴史があったんだ。今の苦労性のイメージが強すぎて想像できない。 バーティアの言動がどんどん予測不能になってて、それは大丈夫か?という気になる。2024/10/18
ダリア
1
自称悪役令嬢な妻シリーズは2冊で一つの事件を完結みたい。前回、リソーナ姫の結婚式に参加したためか、クロが結婚式というか両親へのご挨拶に憧れて?バーティアともども精霊界へ。一番緊張するのはゼノだろうけれど、今回はまさに婿の試練を行った感じだ。ついでに巻き込まれたセシルがいつもの立ち位置とはちょっと違っている気もする。いつもならば、指示だけして放置の印象だけれど、今回はがっつり見届け人させられているところが。冒頭にて押しの強いネズミの精霊とミルマに関連がありそうな伏線があったけれど、解決は次巻かしら。2025/04/05
まなぴょん
1
クロとゼノが結婚の挨拶に精霊界に居る両親の元へ契約者のセシルとバーティアを連れていく話。始終ゼノがモダモダと煮え切らずちょっとイラつくが、何でも卒なく短時間で解決してしまうセシルとの対比なのかなと思いながら読みました。メインはゼノクロでセシルティアはおまけかな。セシルのゼノ観察。ティア成分がもっと欲しかった…。2023/09/15
猫好き
1
クロとゼノの両親に挨拶に行き、試練を受けようやくクロの家へと滞在できるまでのお話。 面白くない訳ではないけど、いつもよりドキドキしませんでした(汗)なので、読むのに時間かかってしまった。
asaasa
0
★★★☆☆2023/07/30
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