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内容説明
金子雪斎の人生は、常に民衆と共にあり、彼らの立場に立ち、彼らを正しく理解し、彼らのために力を尽くすという点で一貫していた。台湾、満洲、朝鮮、大連―中国大陸の近代化がアジア発展の生命線であると説き、日本による植民地主義政策を厳しく批判、人道的支援により欧米列強の侵略に対抗しようと訴えつづけた。彼の残した多くの論説と影響を受けた人々が思い出を語った追悼文を中心に分析、かつて語られることのなかった金子雪斎という思想家の魅力に迫り、その人物像と偉業を描く。
目次
序章 邂逅
第1章 向学の志
第2章 青雲の志
第3章 日露戦争
第4章 大陸主義
第5章 南満洲鉄道株式会社
第6章 アジア主義
第7章 正義立国
終章 明星
著者等紹介
西村甲午[ニシムラコウゴ]
1954年東京都生まれ。1976年東北大学経済学部卒業後、安田生命保険相互会社に入社。個人保険の営業企画・推進部門、営業部門、事務管理部門を経て、2014年定年退職。定年退職を機に研究・執筆活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



