内容説明
「説く」のではなく、「聞く」。見えてくる孤独のありようとは。パンデミックにより深刻化した孤独問題とそのカウンセリングの基本について、経験豊富な公認心理師・臨床心理士がきわめてわかりやすく解説する。
目次
第1章 コロナ禍の孤独とそれへの対処(孤独は現代の社会問題;不安や抑うつを抱える人の増加 ほか)
第2章 孤独につながる心理的・性格的要因(孤独は良いもの?悪いもの?;自分への駄目出しが過剰 ほか)
第3章 孤独とインターネット(現代社会とサイバー空間;オンラインカウンセリングの拡大 ほか)
第4章 架け橋としてのカウンセリング(カウンセリングにおける関係性;また来たくなる相談室の雰囲気作り ほか)
著者等紹介
本橋英之[モトハシヒデユキ]
平成13年3月、日本大学大学院文学研究科心理学専攻博士前期課程修了(心理学修士)。公認心理師・臨床心理士。専門は言語を用いる対面心理療法。クライエント中心療法をベースに、多様な学派の理論・手法を取り入れている。精神科・心療内科クリニック常勤職(15年間)を含め、21年間、現場で臨床にあたっている。現在の所属は私設心理相談室「しまうまカウンセリング」。日本心理臨床学会正会員、日本臨床心理士会正会員、千葉県公認心理師協会正会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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