内容説明
日本文学史上初の“足もみ小説”が誕生!足裏への刺激で思いがけない神秘が起きる。かけがえのない相手との再会を果たした者は、心が癒され、新たな勇気と希望を得る。スイス人小説家が瑞々しい日本語で綴る感動作。
著者等紹介
ゾペティ,デビット[ゾペティ,デビット] [Zoppetti,David]
1962年、スイス生まれ。高校時代から独学で日本語を学ぶ。90年、同志社大学(国文学専攻)卒。91年、初の外国人正社員としてテレビ朝日に入社。96年、『いちげんさん』ですばる文学賞を受賞、芥川賞候補となる。同作品は映画化される。98年、執筆に専念するためにテレビ朝日を退社。他の著書に『アレグリア』、『旅日記』(日本エッセイスト賞受賞)、『命の風』、『不法愛妻家』、『旅立ちの季節』など。日本語で執筆を続けながら若石健康法のリフレクソロジストとしても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
to boy
15
セネガルで生まれフランスで日本語を習った主人公ブナが営む足揉み店「足のオアシス」。そこを訪れるお客の悩みや悲しみをマッサージしながら解決していくのだが、途中から出てくる不思議なツボを押さえることで起こる不可思議な現象。ちょっと安易な設定すぎないか。ブナさんの波乱万丈の人生をもう少し詳しく語ったほうが良かったかも。2024/05/27
ちかこ
1
凄く面白くて一気読み。 マッサージする方に興味あるから凄く面白かったし、もし私があの場所を押されたらどこに行き誰と再会するだろうとワクワクした。2024/03/10
ベル♪
1
本に関する感想は置いておくとして、若◯リフレクソロジーが気持ちよさそうなので、家の近くの施術者を探してしまいました😅2023/05/06