内容説明
1994年に、日本人として初めてアメリカのスケートカンパニーから世界デビューを果たしたプロスケートボーダー岡田晋。この『眼鏡とオタクとスケートボード』は、岡田晋がスケートボードに出会った幼少期から世界デビューを果たすまでに起こったさまざまな出来事や、青春ならではの心の葛藤を回想する自伝小説です。そして90年代初頭の東京のスケートシーンを、岡田晋の目を通して記録した東京スケートボードヒストリーでもあります。
著者等紹介
岡田晋[オカダシン]
1977年10月7日生まれ。東京都世田谷区出身。1994年に日本人として初めてアメリカのスケートカンパニーから世界デビューを果たしたプロスケートボーダー。日本と世界のスケートレベルの差を縮め、日本のスケートシーンの進化と構築に貢献したパイオニア的存在。以来世界リリースのスケートビデオに10本以上出演し、世界中にその名を轟かせる。現在はプロスケートボーダーとしての活動のみならず、ブランドやイベントのプロデュース、企業のアドバイザーやコラムニストなど多岐に渡ってスケートボードの普及活動に尽力している。2020年に公開された青春スケートボード映画『STAND STRONG』では原作・プロデュースを手掛ける。現在はASICS SKATEBOARDINGのチームプロデューサーとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Wassssup_mymen
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ストリートで生まれた一番かっこいいオタク中学生が報われてくる嘘みたいなノンフィクション物語。マジで面白かった。その一言に尽きる。スケーターとしてのこの方は書籍を通して初知りだったがトリックを決めるためのクリエイティブ性がオタク視点で紐解かれていくのが痺れた。読んだらスケボーに乗りたくなる。2023/03/07
カジノ王
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プロスケーター岡田晋による自伝。1990年からアメリカのスケートカンパニーに所属するようになる高校2年、1994年までのことが書かれています。スケートボードに乗りたくなる気持ち、スピードを制御しきれていない時の感覚、ローカルへ踏み入れようとする時の緊張、トリックを決めるときの神経の流れや感覚、、、。スケーターの内面がしっかりと描かれている(ように感じた)作品。2022/11/23