内容説明
1分で心に響く文学。美しい言葉あふれる、詩の世界を楽しみましょう。
目次
第1章 「愛」(湖上/中原中也;あいたくて/工藤直子 ほか)
第2章 「生」(ゆづり葉/河井酔茗;生きる/谷川俊太郎 ほか)
第3章 「嘆」(自分の感受性くらい/茨木のり子;永訣の朝/宮沢賢治 ほか)
第4章 「愉」(サーカス/中原中也;秘やかな楽しみ/梶井基次郎 ほか)
第5章 「歌」(マリーゴールド/あいみょん;栞/尾崎世界観 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロマンチッカーnao
13
ジャケ買いって言葉まだあるのかな。この本はまさにそう。梅田に本屋巡りに行って、歩き回りながらこれは持ってるだけで気持ちが良くなると思って購入。電車の中でも少しの間にページをめくり詩を眺めています。良い本でした。2024/10/27
大粒まろん
7
最近の癒詩。「愛せらるるは薔薇の花。愛することは薔薇の棘。花はあまりに散り易し。棘はあまりに身に痛し。」詠み人堀口大学。ふふふ、なんか可愛い。私はリアル棘に血まみれですが、何か笑。2023/03/25
ゆきんこ
2
いろんな言葉に触れたくて再読2024/06/04
ゆきんこ
2
装丁が美しかったので手にした一冊。編者さんが思うジャンル毎にまとめられた詩のアンソロジー。捉え方は人それぞれ、その時々で感じ方は変わる。というのを、しみじみ思うのが詩とか短歌とかなんじゃないかなぁ…と。私の中ではちょっと違うけど、こういう捉え方もあるのかぁ…!と新たな発見ができたり、一部だけ知っていた詩の全容はこうだったのか…!と数年越しのちゃんとしたはじめましての詩があったり。ふとした時に読み返したくなる一冊になった。2023/12/30
茜雫
1
詩はいいなぁ、言葉を味わう感覚が好き。 何度目かになる詩もある、旧友に再会したような気持ち。「こだまでせうか」は小学生以来じゃないかな。懐かしくて嬉しくなった。 谷川俊太郎、高村光太郎、中原中也あたりはやっぱり好きだなと再確認。久々に読む金子みすゞも可愛らしくて。左川ちかは初めましてだけど新鮮でよかったです。 武者小路実篤「一個の人間」、茨木のり子「自分の感受性くらい」、金子光晴「悲歌」は刺さった。視野を広げてくれる詩も好きだけど、感情を代弁してくれる詩とか強いメッセージ性を感じる詩とかが好きなのかも。2023/03/20
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