内容説明
北陸の小藩・御辻藩の藩士、佐々木景久。人並外れた力を持つ彼は、自分が人に害をなすことを恐れるあまり、世に背を向けて生きていた。だが、あるとき竹馬の友、池尾彦三郎が窮地に陥る。父の代から確執がある後藤左馬之助が、彼との決闘を望んだのだ。左馬之助は一流の剣客。一方、彦三郎は剣の腕がからきしで、立ち合えば命はない。景久は友を救うべく、己の生きざまを捨て、決闘に割って入ることにした。勝算はある。彼は生来の剛力だけでなく、師から秘剣・梅明かりを授けられており―
著者等紹介
鵜狩三善[ウカリミツヨシ]
神奈川県出身。2013年よりネットで本格的に物語の公開を開始。2019年『居残り方治、憂き世笛』で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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