内容説明
「ショウ。こっちにおいで」甘く優しいけれど、有無を言わせない声。この男が愛でているのは所有物である自分の姿形であって、自分が何を思っているかなど気にもしていないだろう。俺はこれからこの優しい顔をした男に貪り喰われることになる―。学校からの帰り道、見知らぬ外国人に拉致された少年・彰吾は、自分が日本から遠く離れた異国の地へ売られたことを知る。そして、そこで彰吾を待ち受けていたのは、愛玩用の奴隷として生きる生活だった…。残酷でありながらも切なく、無常さの中に光を見出す、衝撃の物語が遂に紙書籍化!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おかめいんこ
5
帯の通り本当に残酷で、国が違えば人種が違えば常識も変わる⁈重い題材でページ数も多かったけど、先が気になってするする読めた。下巻が待ち遠しい。2022/07/24
stmy
1
続きが気になる・・・読みたい・・・2024/02/08
あきら
1
設定としては、昔から同人誌(二次)でどのジャンルでもよくあるやつねーって感じだった。主人公のショウが希望を失っていく過程が丁寧に描かれていて好感をもった。対して、イーサンの傲慢さとか話の通じなさ加減がリアルに思えた。続きも買ったので読みます!2022/11/05