内容説明
東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある―旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、待望の番外編第三弾!!全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載!
著者等紹介
秋川滝美[アキカワタキミ]
2012年4月よりオンラインにて作品公開開始。2012年10月、「いい加減な夜食」(アルファポリス)にて出版デビューに至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
137
居酒屋ぼったくり おかわり。3巻。毎度ほっこりとさせてくれる「居酒屋ぼったくり」良いですね。要と美音夫妻羨ましいですね。ごちそうさま、そしておかわりで~す。 2023/01/18
ツン
108
1話目:美音さんがいいまとめをしてくれたというか、ああいう方針がいいと思う。 2話目:馨の気持ちもわからなくはないけど、哲の気持ちは察してほしい気が。比べないのは難しい。 3話目:こちらは哲がだめでしょ。。要さんの「夫婦でいる意味はあるのかな」はしみると思う。 4話目:やっぱり小猫飼いたいよね。でも、実際、小猫飼うのは大変だし、大人でもすぐに好きでしょうかなくなると思う。 5話目:こういうサプライズとか要さんのノリが大好き!そして、最後の2行!期待に胸が膨らみました。2022/08/04
雅
104
イチャイチャもここまで突き抜けてると清々しい。一気読み2022/12/16
松本ぼんぼん
102
シリーズおかわり第3弾。今回は特に文章が読みやすく、内容もほんわかしたもので癒されました。読後、お酒が飲みたくなってしまうという、悪癖があり、買い求め易いアサヒビール「マルエフ」を買ってきました。今晩が楽しみです。2022/10/07
Karl Heintz Schneider
94
今回、姉の美音に続き妹の馨まで結婚してしまいます。ここまでずっと読んできたおじさんは寂しいです。このシリーズを読んでいると、まるで自分もこの店で常連客と肩を並べて飲んでいるような気分になるんです。看板娘がふたりとも人妻になってしまうのは悲しいですが常連客のひとりとしては祝福してあげましょう。馨ちゃん、いつまでもお幸せに!今回、美音が言った言葉が心に残りました。「先延ばし上等!人生は長いんですから。」焦って決めてしまって、あとで後悔するよりも今は先延ばしにして、ゆっくり考えるのもひとつの方法かもしれません。2022/10/18