内容説明
「皮肉なものね―」自国で虐げられ、敵国である湖紅国に嫁ぐことになった行き遅れ皇女・劉翠玉。彼女は敵国へと向かう馬車の中で、自らの運命を思いポツリと呟いていた。翠玉の夫となるのは、湖紅国皇帝の弟であり、禁軍将軍でもある男・紅冬隼。翠玉は、愛されることは望まずとも、夫婦として冬隼と信頼関係を築いていきたいと願っていた。そして迎えた対面の日…自らの役目を全うしようとした翠玉に、冬隼は冷たい一言を放ち―?チグハグ夫婦が織りなす後宮物語、ここに開幕!
著者等紹介
香月みまり[コウズキミマリ]
長野県出身。初の小説賞応募作である『後宮の棘~行き遅れ姫の嫁入り~』にて作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
52
新刊。えっ…何これ…めっちゃ好み…好き!!!行き遅れで隣国の皇弟に嫁入りした実は武闘派で強い妃、政略結婚や諸々の事情で妃に全く興味がない皇弟。でも風変わりで芯の強い翠玉に着実に惹かれていく冬隼(しかしそう簡単には報われない)…そういう夫婦の絆とか、ちょっと笑えるケロッとした文章がとても好きなんだと気付かせてくれた作品。2人の歩みや心情が丁寧に描かれて共感でこるし、脇を固めるキャラ達も良い。暗殺者とその黒幕はこの巻では判明せず。続刊前提なのが嬉しい。続きが楽しみ!2022/08/22
こも 旧柏バカ一代
15
武人な皇女が母の母国の禁軍の将軍でもある皇弟に嫁ぐ。最初は敵だと思われて警戒されていたが複数回のやらかしで、警戒するのが馬鹿らしくなるほど彼女は武人だった。終盤では第一皇子の武術の講師となる。2026/03/09
ゼニガメ
10
親兄弟を暗殺され、飼い殺しにされていた行き遅れ皇女、翠玉。政略結婚で隣国の王弟、冬隼に嫁ぐことに。結婚を嫌がっていた冬隼は翠玉を警戒し、邪険に扱うが彼女の型破りな性格に振り回されるうちに態度を軟化させていく。翠玉に武芸や兵法の心得があると知ると自軍の一員として役目を与えるようになる。戦うお姫様系では割と王道設定。翠玉、冬隼はもちろん、脇を固める参謀や侍女、護衛たちと魅力的なキャラがいっぱい。話のテンポもよく読みやすい。ただ、テーブル、パニック、ガールズトークなど時代背景に合わない言葉が出てくるので多少の↓2024/07/30
葛城騰成
5
翠玉の自由奔放な姿に読者も冬隼も振り回されてばかりの話でした。乗馬が得意であったり、刀の扱いに長けていたり、兵法の嗜みがあったりと「普通」の枠組みから超えた女性像が描かれていたように思います。幼い頃に母や兄を失い、孤独に苛まれて来た彼女が、自分の居場所を嫁ぎ先で見つけられて良かったですね。まだまだ何者かの陰謀が渦巻いていますが、次巻も楽しみにしたいと思います。2026/01/30
よっしー
5
翠玉がカッコよすぎる。母国はこんなに有能な人を活用しないなんて阿呆か?と思うけど、彼女にとっては良かったんだろうね。少しずつ夫との距離も縮まってるし、幸せになって欲しいな。2025/07/20
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