内容説明
ブルーム伯爵家の嫡男であるウィリアムに拾われ、孤児のイザベラは使用人として働くことになる。幼い頃から共に過ごした二人は、次第に惹かれ合うように…。しかしウィリアムに侯爵令嬢との縁談が持ち上がる。―貴族と使用人の身分の違う、禁断の恋。現実を思い知ったイザベラは、「一晩だけの恋人」としてウィリアムに抱かれ、妊娠してしまう。たった一人で我が子を産む決意を固めた彼女は、ウィリアムに何も告げず伯爵家を出て行く。そして、人知れず赤ちゃんを育てていたが、ある日突然ウィリアムがイザベラの前に現れて―!?一途すぎるドS伯爵様とのいちゃラブ溢れる、子育て系ヒストリカルロマンス、開幕!
著者等紹介
おうぎまちこ[オウギマチコ]
九州出身、2019年12月に執筆開始。2022年4月に商業デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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十六夜
4
メイドで孤児のヒロインと、彼女を拾ってきた伯爵家の息子との身分差ラブ。幼なじみのように育った二人だけど身分が違う上にヒーローのツンデレ気質のおかげですれ違い、一度致したあと、ヒロインは妊娠していることに気づいて逃げることに。地方の宿屋で生まれた子どもを抱えて働いていたが、そこへ彼女を追いかけてきたヒーローがやってきてという感じ。ヒロインはもちろん、ヒーローの婚約者となった令嬢やその恋人まで出自にまつわるあれこれがあって、最後はすべての謎が明かされ、こじらせていた人々はなぜか大団円に収まるという力業だった。2022/07/16
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