内容説明
突然、異世界に飛ばされ、王位を争う王子達の内乱に巻き込まれた、37歳の傭兵・雄一郎。元の世界に戻るために“女神”として“正しき王”を助けるだけでなく、王の子を産まなければならない彼は、渋々ながらもそれを受け入れ、戦いに身を投じていた。辛い過去を背負う雄一郎に向けられる、ノアとテメレアの無償の愛。そして雄一郎の排除を狙う、もう一人の女神。期せずして元の世界に戻った雄一郎が最後に選ぶ道は―全てが明らかになる激動の最終巻!
著者等紹介
野原耳子[ノハラミミコ]
Amazon Kindleで、多数BL小説を配信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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もだんたいむす
5
後半のif展開は楽しめましたが、まぁ賛否両論あるよと言った感じかな?本編は葵ちゃん登場以降、全ての感情が葵ちゃんに持っていかれたので……。壊れ切る前に元に戻れた葵ちゃんに祝福を、壊れたまま朽ちていった今までの女神たちに哀悼を。そして、死ぬまで死んだ前妻と長女の形をした穴を抱えて生きそうな主人公にニンマリ。2022/08/25
あきら
4
やっと最後まで読めたので満足。多分最後までWebで読んだような気もするが…。でも、その後の番外編とifゴート編まで読めたので大満足です。ゴートも幸せになれて良かったよ~ホントに。雄一郎を好きになる男は全部いい男だよね。オズも含めて。皆が救われる物語ってそうそうないけど、それもすべて雄一郎の選択の結果なんだよね。残酷さも痛みも苦しみも絶望も知ってるからこそ、優しくなれたんかな?ゴートも救ってくれてありがとう、雄一郎。私としてはゴートも幸せになってこその物語でした。
Y
1
2巻までは結構壮大なストーリーだったけど、思っていた以上にあっさりと決着がついた感じがした。2巻までが楽しめたピークだったかもしれない。 ゴートifやるのはいいけど、上司の愛する人をNTRって不敬にも程があるだろ。マジウケる。ましてや王の。死罪ならなくて良かったね。むしろ受け入れてもらえたの凄すぎるね。 全3巻と読んだけど、そんな好みではない話だった。戦闘が始まってる間ですら3人でやってるからしつこかったよ。後登場人物多すぎ。主人公歴戦の傭兵のくせに戦い方特攻ばっかだし。2025/04/28




