内容説明
大学院生で文学志望の私は、夏休みには小説の執筆等で白馬村の宿に滞在していた。宿で美しい人妻と出会って、年に一度この宿で再会する約束を交わす。恋情の募った3年目の夏、私が訪れる直前にあの人は何故か宿から消えて…。「学生村」が盛んだった昭和40年代、清流の流れる風光明媚な村を舞台に、互いに己を律しながら展開する香り高い愛の物語。
著者等紹介
関正美[セキマサミ]
生年、昭和16(1941)年。出身地、茨城県下妻市。学歴、茨城県立古河第一高校卒。東京教育大学文学部漢文科昭和40年卒。同国文科42年卒。職歴、元都立高校教師(昭和42年~平成18年)。足立・大泉・千歳丘・鷺宮・駒場・国際高校歴任。略歴、東京野歩路会員、山スキーランドネ元会員、歩道短歌会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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