内容説明
本書はCommon Lisp(CL)を主題とするものです。ただし、その詳細やテクニックを解説するものではなく、言語に関する考察や筆者自身に対する備忘録、および、ハッキング全般に言及する副読本として綴られています。したがって想定読者は、CLハッキングを経験し、なおかつ、CL関連書籍を有する人としています。Lisp経験者が少数であることは百も承知。一見さんお断りなどという、どこぞの料亭が唱えそうなセリフを復唱するつもりは毛頭ありませんし、Lispコミュニティーに参加する方が一人でも増えればと願っています。付録として、第六回立川文学賞で佳作となった筆者の中編小説『√1』を載せています。
目次
みんなの愛した言語
マッピング処理と高階関数
マクロ
Common Lisp Object System
Lispの優位性
ブラウザーアプリ
Unix
バグ
読みやすいコード
ソフトウェア社会学
言い残し
〆
著者等紹介
斎藤準[サイトウジュン]
なんなの株式会社代表。Lisp振興会広報担当。電機メーカー勤務を経て、2012年より現職。電気通信大学情報工学科卒。『√ ̄1』で第六回立川文学賞佳作。『第六回「立川文学賞」作品集』を刊行(2016年けやき出版)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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