内容説明
金利の上昇とともに長らく続いた安定の時代は終わり、これから2030年に向けて「非常識」な変化が起きる。世界的幕末が到来!グローバルな政治経済システムの大変革期に突入。数々の大波乱を言い当ててきた知る人ぞ知る相場研究家が、週刊エコノミストに連載した珠玉のグラフをもとに波乱の時代を生き抜く知恵を語る!!
目次
2000年の株価は4割安と予測、的中
2024年までの相場概観と要注目データ
80年周期の呪縛とは
人口動態が予見する世界経済の混乱
米国の衰退と基軸通貨ドル
中国経済の影響力はとても大きい
中国のアキレス腱は巨額のドル建て借金
日本経済の現状 GDPはじり貧
世界の株価は危険なまでに上昇している
日本株の現状と今後
量的緩和策で疲弊する日本と欧州の銀行
株価急落をもたらす長期金利上昇
金利が上がると相場はどうなるのか
大恐慌期の株価と金利、為替
不換紙幣増発がもたらす歴史の教訓…20年代のドイツ
金の時代が始まった
穀物相場急騰という悪夢
著者等紹介
市岡繁男[イチオカシゲオ]
相場研究家。1958年、北海道生まれ。81年一橋大学経済学部卒業後、住友信託銀行(現三井住友信託銀行)入社。支店や調査部を経て、87年から資産運用部門で勤務。96年に同社を退職後は、内外金融機関やシンクタンクで資産運用や調査研究業務を務めた。2018年に独立し、現在は著名な公益財団法人の資産運用アドバイザーを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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