内容説明
20XX年、8月某日―東京銀座に、突如『門』が現れた。中からなだれ込んできたのは、醜悪な怪異の群れ、そして剣や弓を携えた謎の軍勢。彼らは奇声と雄叫びを上げながら人々を殺戮し始め、白昼の銀座はたちまち血の海と化してしまう。この事態に、政府も警察もマスコミも、誰もがなすすべもなく混乱するばかりだった。ただ、一人を除いて―「皇居だ!皇居に逃げるんだ!」これは、たまたま現場に居合わせたオタク自衛官が、たまたま人々を救い出し、たまたま英雄になっちゃうまでを描いた、7日間の壮絶な物語―累計630万部の異世界×自衛隊ファンタジー!ゲート始まりの物語「銀座編」が開幕!
著者等紹介
柳内たくみ[ヤナイタクミ]
自衛官を経験した後、2006年に自営業を開業。本業に従事する傍ら、インターネット上で精力的に執筆活動を展開し、2010年4月、「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 1.接触編」で出版デビュー。シリーズ累計630万部のミリオンセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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寒っ!!
8
前半は警察と政府のトップ代行の無能ぶりを際立たせて、後半で一気に逆転させるというところかな。飄々としていながら責任感がある伊丹の様子がよく描かれている。2022/08/31
蕭白
6
久しぶりにこの物語の世界を堪能させてもらえてよかったです。2023/12/16
みやしん
4
始まりの日。まだ結婚(幼馴染みだったっけ?)しているみたいだから、婦警さんが死亡フラグを振りかざしながらも離婚に決定的な影響を与えるのだろうか?友情出演レベルの出番はあっても特に重要人物でもないのにしょーもない名前をつける悪ふざけはいかがなものか。2022/04/23
osiripenpen0
1
やっぱゲートは最高だ!本編ではスルーされた銀座事件の話だが、要するにゴジラの代わりに異世界ファンタジー軍が攻めてきた版。自衛隊を出動させたくない政治家とかお約束満載だが、パニックものとしてこれ単体でも「日本沈没」的な緊迫感を味わえるだろう。だが本編知らないと主人公のオタク自衛官が謎すぎるから映画化はきついか。きんどーにちようさんは女?パニックもので名前がふざけてるのは減点w上巻はひたすら異世界軍に日本人が蹂躙されただけだが、下巻は「いよっ!待ってました自衛隊」を期待。2024/07/07
fap
1
「この子に死ぬ権利はないんだ!」 初動は悪くなかったのに、ボタンを掛け間違えて歯車が外れてあれよあれよという間に事態は悪化の一途へ。 初日がこんな状態で先が読めないのだが結末はわかっているんだよな。 主人公の規格外ぶりがどのように発揮されるか楽しみである。 2023/02/12
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