内容説明
「生まれ変わり」研究の世界的拠点・米バージニア大学の客員教授が過去生記憶保持者のデータベース2000例超を分析!
目次
第1章 過去生記憶を語る日本の子どもたち
第2章 「生まれ変わり」とは何か?
第3章 「生まれ変わり」研究はここから始まった
第4章 生まれ変わりのサイクルと6種類の記憶
第5章 スティーブンソンが発掘した生まれ変わり事例
第6章 強力なアメリカの事例と事例強度尺度
第7章 過去生の自分探し―大人の事例
第8章 実は身近な過去生記憶
第9章 心の力・自死・何が生まれ変わるのか
第10章 物質中心の科学から心(意識)の科学へ
著者等紹介
大門正幸[オオカドマサユキ]
1963年、三重県伊勢市生まれ。博士(Doctor Liberalium Artium、アムステルダム大学)。中部大学大学院国際人間学研究科・人間力創成総合教育センター教授、米国バージニア大学医学部客員教授、人体科学会理事、日本医療催眠学会理事、日本スピリチュアル医学協会顧問、元マサチューセッツ工科大学客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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幸猪
15
過去生記憶の科学的研究が進展すれば、単に人間の記憶や意識の研究だけにとどまらず学問の枠を超えた新しい人間観の創出へと繋がる可能性がある。物質的な世界観に偏りがちな現代において「死後も続く意識」「つながり合う魂」という視点は、倫理や社会のあり方に深い思索を与えるだろう。もし意識が肉体に依存せず、個人を超えて共鳴し合う存在であるなら、人類全体の精神的な次元上昇への道が開けるのかもしれない。2000例超の過去生記憶保持者のデータベースは現代人にとって新たな死生観を問う事象だといえる。2025/11/10
アベレージマン
9
バージニア大学医学部客員教授の大門正幸氏による世界中の生まれ変わり事例が掲載された本。これを読むと生まれ変わりは本当にあるなと納得できる。自分の前世は果たしてどうだったのか?と思いをはせてみる。2024/11/23
ゆう
9
たくさんの事例やデータがあって、興味深く読めた。 かつて相棒で仲の良かった二人が双子で産まれたり、前世で夫婦だった女性と20歳の年の差で結婚したり、ロマンチックで素敵な話もあって良かった。 でも全く科学ではない。 科学的な部分を期待して読んだらがっかりしそう2024/06/02
ゆかり
2
クレイジージャーニーというテレビ番組に著者が出ていたのが、読むきっかけ。生まれ変わりでなければ説明できない、生まれ変わりとしか考えざるを得ない内容だった。本著を読み、他のたくさんの事例が紹介され、親を選んで誕生している話もあった。ほとんどが10歳くらいで記憶を失い、現世の自分が主となる。著者も述べていたが、死が終わりでないと考えられるようになった。最近、母が亡くなった。魂がその辺にいるかもと考えるようになると、虫も含めて生き物が愛おしくなる。2024/11/05
harabarie
1
著者はスティーヴンソン博士と同じバージニア大学の客員教授です。某TV番組の放送の際、SNSではヤラセというコメントが多かったが、さすがX界隈は無知な底辺が多いなと。生まれ変わりを信じる信じないという話ではなく、世界中で相当数の同様の事例がまずあるわけで、それをどう解釈するかという話だと思う。スティーヴンソンやタッカーや著者のように消去法から生まれ変わりを提唱するのか、統計学からいえば驚くべき偶然に収束する範疇なのか、あるいは過誤記憶か。信じるかはともかく、著者の人間性は素晴らしい方です。★★★☆☆




