内容説明
ビキニ環礁での第五福竜丸被曝直後、国会で初の原子力予算成立。ほどなくして発覚した茶処宇治への原子炉計画。宇治住民一丸の運動は京都・大阪府下の自治体をも巻き込む…。
目次
序 うちらの街に原子炉が来る
第1章 宇治に研究用原子炉?
第2章 設置準備委員会発足にいたる経過
第3章 原子炉設置予定地宇治近辺の近代
第4章 原子炉設置反対運動の展開
第5章 原子炉設置に対する自治体の対応
第6章 研究用原子炉設置準備委員会
第7章 原子炉設置と研究者
第8章 宇治原子炉異聞
著者等紹介
玉井和次[タマイカズツグ]
1948年京都市伏見区生まれ。京都市立日吉ケ丘高校卒業。1967年電電公社(現NTT)入社、2008年退社。1967年立命館大学2部経済学部入学・卒業。1989年宇治市木幡に転居。(一社)宇治高齢者事業団理事(2013~2018年)。宇治原子炉設置反対運動史研究会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。