内容説明
最近商会運営を頑張っている深澄真です。クズノハ商会代表として各国を歴訪する慌ただしい日々もようやく終わりを迎えた昨今。僕は改めて自分を省みて考えの甘さを痛感していた。今まで目を逸らしてきた人の悪意などの暗い側面とも、これからはしっかり向き合わなければならない。そう決意した僕は、ツィーゲの街の大商人レンブラントさんに教えを乞う事にした。世の中の表も裏も知り尽くす彼ならば、僕に“現実”を教えてくれるはず。そんな思惑で訪ねたんだけれど、反対に彼は、革命についてどう思うか僕に意見を求めてきた。え?まさかこの国で革命が起こるの!?確かに実地研修としては凄い教材かもしれないよ。でも、いきなりハードモードすぎませんか!?
著者等紹介
あずみ圭[アズミケイ]
愛知県出身。2012年よりWeb上で「月が導く異世界道中」の連載を始める。一躍人気作となりアルファポリス「第5回ファンタジー小説大賞」読者賞を受賞。2013年5月、改稿を経て「月が導く異世界道中」で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こも 旧柏バカ一代
17
識以来の4人目の従者が出来たが元月読様の従者だったせいか主人公にまだ心から従っていないようで、4人目の従者の環を亜空から出さない事を決める。その後は、荒野で主人公達に助けられた冒険者トア達アルパインが、トアの先祖が無くしたナイフを探すため荒野に潜る。だがそれは、、、 亜空の連中がトア達のために舞台を作り、影で彼女達を暗殺者達に護衛させる始末。それでも、彼女達は必死に冒険をして遂にはナイフを探し出すことが出来た、、 お膳立てされてだけどトアの話はコレで終わり!今度はロッツガルトの話かな?早く出ると良いなぁ。2021/10/08
Abercrombie
6
第四の従者と契約したことにより、悪意と向き合うことを決意した主人公。その勉強にため辺境の街ツィーゲへやってきたが、正直ひさびさすぎて、レンブラントくらいしかわからない。初期の登場人物だったらしいトア一行の冒険譚を長々と語られても、なんのこっちゃという感じ。アイオン王国で予想される革命に期待するしかない?2021/11/12
空間製作者
5
なろう版は以前読了済み、16巻から3か月で新刊は嬉しい。が、加筆で追加されたトアパーティーのダンジョン攻略の話に紙面を割きすぎててほとんど話が進まない。真の活躍を楽しみに読んでるので、関係の薄いトアやパーティーメンバー(初出?)の話は読むのになかなかフラストレーションが溜まった。トアの活躍は先の展開の前準備なのでしょうか。2021/09/30
eucalmelon
3
神社湧出記念・初回限定、季節を問わない花見の宴。環に不穏を感じるからなんとなくすっきりしないが、まあ、住民には素晴らしい気晴らしだろうな。 ライドウも大概、チートになってきた。狙って放たれた矢を摘んで威力を絶大にして投げ返す…、射た側からするとたまらんだろうね。しかも、逃げた先に先回りされ脅迫されて、トア達の迷宮(?)攻略の保険として付き添いにされているし。この後、どうなったんだろう?解放されたのか、それとも手駒として抱えられたのか?ともあれ、トア、短剣が戻って良かったね。2022/07/02
クロノ@アル中
2
本店オープン2021/10/08