内容説明
「デンマークの奇跡」と呼ばれ、“世界一幸福”な国と称されるデンマーク。一方、閉塞化し、格差と分断が深刻化する日本。その違いはどこから生まれるのか?「架橋する社会」に挑戦するデンマークと対比しながら、日本が進むべき道と未来社会を大胆に提示する!
目次
第1章 デンマークという幸福の国(世界一幸福な国?;デンマークに到達すること ほか)
第2章 日本の若者の幸福とコンサマトリーの概念(「暗い時代」の幸福な若者;コンサマトリー化の病理? ほか)
第3章 デンマークが目指す「架橋する社会」(デンマーク型フレキシキュリティ;移行的労働市場の概念 ほか)
第4章 分断される現代日本の青年期(戦後型青年期の解体と「間断のない移行」の終わり;分断された労働市場と危機的な移行 ほか)
第5章 未来への投資―Society5.0か、社会的投資福祉国家か(Society5.0とはどのような未来なのか;生活世界の再生産危機 ほか)
著者等紹介
豊泉周治[トヨイズミシュウジ]
1955年生まれ。一橋大学社会学部卒業、同大学院博士課程単位取得。富山大学教養部助教授を経て、群馬大学教育学部教授(2021年3月まで)。現在、群馬大学名誉教授。社会学・社会哲学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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デンマークという幸福の国:世界一幸福な国 デンマークに到達すること 日本の若者の幸福とコンサマトリーの概念:「暗い時代」の幸福な若者 コンサマトリー化の病理 デンマークが目指す「架橋する社会」:デンマーク型フレキシキュリティ 移行的労働市場の概念 分断される現代日本の青年期:戦後型青年期の解体と「間断のない移行」の終わり 分断された労働市場と危機的な移行 未来への投資―Society5.0か、社会的投資福祉国家か:Society5.0とはどのような未来なのか 生活世界の再生産危機2021/10/11