内容説明
戦争被害の処理はこのままでよいのか―新たな視点から問う!隠蔽されあるいは見落とされてきた事実を検証し、法的な視点から導き出した日本の隣国との「和解のための処方箋」を提示した問題作!!
目次
第1章 ピースボート追想(長崎から中国へ;フィリピンへ ほか)
第2章 核兵器廃絶と被爆者(江口保先生と被爆アオギリ、そしてA.クメント大使の思い;在日コリアンと海外の被爆者 ほか)
第3章 韓国併合と国際法(伝統的国際法と日本の国際法学;韓国植民地化と日本軍の役割 ほか)
第4章 日本による「過去の清算」の法的検討(戦後補償・戦後責任についての日本とドイツの評価;日本の最高裁判決は破綻している ほか)
著者等紹介
田中孝千代[タナカタカチヨ]
1948年大分県に生まれる。兵庫県立尼崎高等学校を経て九州大学入学。1975年同大学史学科(西洋史学専攻)卒業。2011年西南学院中学校・高等学校定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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