内容説明
企業の後継者不在が大きな社会問題になっています。本書ではその最適な解決方法を「会社エグジット」と呼びます。後継者のいない中小企業の社長が会社を第三者に売却することによって、自らの次の人生、そして家族や社員、取引先などの利害関係者の幸せを創造し、大廃業時代が来るといわれている日本経済を救う愛のある行為、それが本書で提案する事業売却のプロセス「会社エグジット」です。
目次
第1部 あなたの「会社エグジット」が日本を救う(会社を売ることはニューノーマルな事業承継です;会社エグジットを成功させるための7つのポイント;人生最高の「断捨離」をすると、欲しいものがさらに手に入る;名著から学ぶ、第二の人生を謳歌する方法;あなたはライオンタイプ?それともエンジェルタイプ?)
第2部 全員が幸福になるためのアクション(現状を把握し、会社を磨く;会社をいくらで、どこへ、いつまでにエグジットするか;交渉の場・契約時に失敗しないための「14呼吸」;「愛の会社エグジット」では契約後のPMI(会社統合)が大切)
著者等紹介
吉田学[ヨシダマナブ]
事業承継アドバイザー。1959年、秋田に生まれる。(株)リクルートに就職後30年以上、7500社の中小企業(延べ2万5000件)、5万人の人材採用業務に関わる。50歳(起業20年)のとき、成長企業に倣い、身内に事業承継するための後継者育成を行うも3年で挫折。後継者不在で大廃業時代が来るという「2025年問題」の情報に触れ、第三者に会社を売却する方法がいちばんと判断。自身がリーダーシップを執ってプロデュースし、1年で同業社に会社を売却(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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