内容説明
「想定外」は常に起こり得る!!独自の幾何学的未来思考で説く、パラダイムシフトへの予想と対策。「不意打ち災害」をいかに防ぐか!
目次
第1章 災害多発時代(南海トラフ地震の警戒直前期に入った;南海トラフ地震の想定外)
第2章 もうひとつの恐ろしい災害(日本の財政の現状;巨大災害でハイパーインフレ ほか)
第3章 新防災パラダイムシフト時代(地震、ハイパーインフレ(大経済津波)のチェック
第1期準備期 ほか)
第4章 準備期―パラダイムシフト実現に向けて必要なこと(防災戦略;防災レジリエンスの提案 ほか)
著者等紹介
脇田康裕[ワキタヤスヒロ]
昭和44年税理士登録、昭和45年行政書士登録、平成3年中小企業診断士登録。平成8年『夢を実現する成功学の法則』出版。現在、裕昂税理士法人代表社員、中部ビジネスコンサルタント(株)。(株)ナゴヤM&A・エフピーセンター、(株)ナゴヤM&Aセンター。(株)ダーウイン、各社代表取締役。各社名古屋市及び一宮市に事務所を構える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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小鳥遊 和
1
著者が無名のせいか立論にクセが強いせいか、ほぼ黙殺された書。しかし、経済の中心地を襲う巨大地震後に需要過剰、供給不足、円安が原因でかなりのインフレが起きることは想像に難くないので、生活防衛のためにも本書は一読に値する。右頁に示された豊富なデータは残念なことにカラムが狭く数字が見にくい。左頁に示されたまとめは見やすく、各所で講演した際のパワーポイントの援用だろうか。本書を簡単に無視しえないのは、元証券アナリストのアトキンソンが『国運の分岐点』(2019)232頁以降で同様の危惧を語っていることからもわかる。2022/11/20