内容説明
日本は外圧がなければ開国しなかった。太平洋戦争で敗北しなければ平和憲法も制定できなかった。二百六十年の鎖国は日本人に自己変革できなくさせてしまった。幕末・明治を知れば今がわかる。賢者は歴史に学び、愚者は自らの経験に学ぶ。日本は大きな過ちを冒した歴史に学んでいるだろうか?
目次
第1章 日本の鎖国前の対外情勢(鎖国前の対外関係;函館に蝦夷奉行所設置 ほか)
第2章 マシュー・ペリー提督と日本初の日米外交交渉(日本遠征艦隊司令長官にペリー提督を任命;黒船艦隊第一次来航 ほか)
第3章 各国から幕府に条約要請のオーバーシュート(日英和親条約;日露和親条約 ほか)
第4章 和親条約から十四年を要した討幕(安政の大獄;英国オールコック公使の着任 ほか)
終章 日英同盟と日露戦争、韓国併合(英国公使、明治天皇に信任状提出;駐日外交官を親日にした日本人妻達 ほか)