目次
第1章 数学の基礎に関する百年論争
第2章 LISP:数学アルゴリズムを表現する形式
第3章 不完全性定理についてのゲーデルの証明
第4章 停止問題の解決不可能性についてのチューリングの証明
第5章 LISP式がエレガントであることを証明できないという私の証明
第6章 情報とランダムさ:アルゴリズム的情報理論概観
第7章 数学の第三千年紀
著者等紹介
チャイティン,グレゴリー・J.[チャイティン,グレゴリーJ.] [Chaitin,Gregory J.]
アルゼンチン系米国人数学者でリオデジャネイロ在住。ブエノスアイレス大学名誉終身教授、南米最古のアルゼンチンのコルドバ大学名誉博士。IBMワトソン研究所勤務時代にはPowerプロセッサのアーキテクチャと関連ソフトウェア開発チームに所属。理論面では不完全性に関するゲーデルとチューリングの研究をコンピュータプログラムのサイズに拡張したので「情報学のゲーデル」と称されている。彼は、停止確率Ωの発見者でもあり、それによってWolfram Researchの2007年ライプニッツ賞を受賞している。また進化をソフトウェア空間におけるランダムウォークと見なすメタバイオロジーの発案者でもある
黒川利明[クロカワトシアキ]
1972年、東京大学教養学部基礎科学科卒。東芝(株)、新世代コンピュータ技術開発機構、日本IBM、(株)CSK(現SCSK(株))金沢工業大学を経て、現在デザイン思考教育研究所主宰。IEEE SOFTWARE Advisory Boardメンバー、町田市介護予防サポーター、次世代サポーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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