内容説明
グローバルな視点で眺めた日本誕生。天孫降臨、倭国東遷、列島大乱…日本開闢の歴史が今、明らかに為る!
目次
枕書き「ルーツ」―“判らない”という答えが、ベスト・アンサーよ!
「冥き世のお誘い」―如何在り?如何経て?如何為った??
第1編 「女王卑弥呼の逝去以降の倭国」―斯くして日本の冥き世紀が始まった
第2編 「三国以後の中国大陸」―胡族と漢族
第3編 「仏教文化と六朝文化」“仏像と文学、自然科学…”―我が国の文化を生んだ大陸文化の開花
第4編 「朝鮮半島の国々」―古の朝鮮半島・一衣帯水の隣国の興亡
第5編 「倭国と半島諸国の関わり」―半島倭国の北進と倭の五王の朝貢冊封
第6編 「動乱の列島倭国」―小国の日本が大国の倭国を併わせた
第7編 「遡り史学、振り返り史学」―邪馬台国後の倭国(倭国東遷)
第8編 「天才によって開かれた日本」―聖徳太子、遂に登場
エピローグ 「明日香の黄昏」―太子の夢の挫折と復活
著者等紹介
貴志白文[キシハクブン]
中国名:易伯文。雅号:游閑。昭和16年大阪府岸和田市に生まる。昭和40年京都府立大学農学部卒業。東大寺207世別当・故清水公照師に墨書他を、房短歌会主管東井富子女史に短歌と作文を師事。1985年前後より日中友好協会が主催する「中国語会話教室」に通い、独学で中国語翻訳を学習。1990年前後より中国に業務で再三渡航、駐在。明代の小説「三国演義」に巡り逢い、文中で神の如く美化されて描かれる諸葛孔明に疑問を抱いて「三国志」に興味を抱き、孔明の実像を求めんと中国古典の原典や研究論文等を翻訳研究を志して今に到る。日本の古代史の研究を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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