内容説明
病んだ男を引き寄せる凶相を持って生まれてしまったメーシャ。ある日、暴漢に襲われた彼女はアルと名乗る祭司の青年に助けられる。この事件と彼の言葉をきっかけにメーシャは祭司を目指した。そうして二年後、試験に合格した彼女は実家を離れ研修生活をはじめる。しかし、そこでも彼女はやはり病んだ麗しい青年たちに淫らに愛され、二人の恋人を持つことに…しかも、そんな中でかつての恩人アルとも予想だにせぬ再会を果たして―!?
著者等紹介
こいなだ陽日[コイナダヨウカ]
茨城県出身。2018年「宮廷魔導士は鎖で繋がれ溺愛される」で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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akinobu
16
いやはや…すごく良かったです… 満たされた気がする(*´ω`*) こいなだ先生ありがとうございます🙇 こいなだ先生のアルファポリスに本作の後日談があるよー2022/12/08
有機物ちゃん
7
4Pもの。エロ小説のファンタジーエロ設定に突っ込むのも野暮だとはわかってるけど、凶相の設定がブレブレだな~と感じた。3人の夫以外のモブは身を滅ぼすほど狂わず、実力行使できる力のあるものが残り、力のないものは凶相の影響より我が身の安全が優先されるのかな。だとしたら、凶相の影響は微々たるもので、凶相関係なく3人のヒロインへの執着は異常であってもヒロインへの愛は本物だったということか。うーん、この苛烈さがあるのに「ヒロインが望むから」それだけで3人で共有に甘んじてるのも違和感があって合わなかった。すみません2024/03/25
おもち
6
表紙のとおり、ヒロイン×男性3人ものです。 主人公の家系は女子は皆美人なのだけど、凶相といって、ヤンデレほいほい顔という設定。 普通の男性にはあまりモテないようで、ヤンデレ男子にはたまらないお顔らしい。 表紙の3人ももれなく病んでます。 主人公が流されやすいなと思いましたが、一妻多夫制のある世界の為にあまり葛藤もなくそのへんは軽いです。 絡みは基本多人数ですがエロかった。2020/11/07
十六夜
5
4Pもの。ヒロインが凶相という病んだ男を引き寄せる顔の持ち主。そのため進学した研修学校先では目立たないように、あるいは悪目立ちして難を逃れようとするけど、まぁガチで病んでいる男たちはたいてい紳士の仮面を被っているので、そいつらがわらわら三人寄ってきて最後は一妻多夫制婚でめだたしになるという。見た目格好良くて頭もよくて地位もある文句なしの男たちだけに病みっぷりが振り切れていて面白い笑ソーニャ文庫でもいけそうだなと思える闇具合でした。2020/12/22