内容説明
「君に私の子どもを産んでほしい」ある日突然、上司からそう告げられた秘書の咲子。しかしそれは、プロポーズでも愛の告白でもなく、ただ彼・遠田の血を引く子を産むだけの取引の打診で―！？どこまでも真面目に非常識なことを頼んでくる男に、心の底から呆れ返る咲子だけれど、ふと、一度だけ、女として愛されてみたいと願ってしまい？これは、お互いの望みを叶えるためだけの行為。なのに、咲子を見つめる遠田の熱を孕んだ瞳と甘く濃密な手管に、否応なく心を絡め取られて…恋に懲りたイケメン社長と、恋とは無縁の敏腕秘書の、カラダから始まる極上ラブ・ロマンス！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
多恵
3
表紙目当て。挿絵なし。前半はコメディー感があり、後半は落ち着いた感じ。表紙から見れば、ヒーローはクールで大人の余裕がある人なのかなと予想したけど、実際読んだらこのヒーローはすぐ赤面したりヒロインの冷静すぎる反応に戸惑ったりして、子供っぽい面もちょっとあるから、意外と可愛い人だった。2020/11/06
