内容説明
グーグル検索で見つけた高祖父は、佐久間象山に学び、開国期の老中松平忠固に仕え、イギリス士官アプリンから馬術を学んでいた!5年半にわたって祖先の足跡を追い、その過程で幕末史の定説に疑いの目を向けざるをえなくなった一翻訳者の調査記録。
目次
序章
第1章 横浜と神奈川
第2章 生麦事件
第3章 佐久間象山
第4章 上田藩主 松平忠固
第5章 幕末の横浜居留地
第6章 古写真から見えてくる歴史
終章
著者等紹介
東郷えりか[トウゴウエリカ]
翻訳者。船橋市生まれ。上智大学外国語学部フランス語学科卒業。訳書に、D.アンソニー『馬・車輪・言語:文明はどこで誕生したのか』など、おもに科学、歴史、考古学分野のノンフィクション作品を手がける。著作としては、『埋もれた歴史:幕末横浜で西洋馬術を学んだ上田藩士を追って』が初めての作品となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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