内容説明
真の科学的メンタル対策とは何か、今のメンタル対策で本当にいいのか。メンタル対策という美名の下進行している恐るべき事態とは。病人が増え、道徳が蝕まれ、少なからぬ国民が不幸のどん底に突き落とされている。現場からその実態を知らせるグラスノスチの書。
目次
第1章 メンタル対策の歴史と現状
第2章 「メンタル対策」を十分に行った結果何が起こっているのか
第3章 うつ病概念の変遷
第4章 四つのケアの根本概念である四つのドグマを検証する
第5章 メンタル対策の起源と限界
第6章 20年間の精神科早期受診勧奨運動の結果進行している事態
第7章 真の科学的メンタル対策とは何か
第8章 真のメンタル対策のための提言
第9章 メンタル対策を診断すると
第10章 結論
著者等紹介
山田博規[ヤマダヒロキ]
1959年生まれ。1984年神戸大学医学部卒業。1985年住友病院内科勤務。1987年神戸大学医学部第三内科医員。1991年医学博士。2001年医療法人善仁会理事大橋クリニック院長。2009年山田内科羽田腎クリニック院長。2011年日本医師会認定産業医。2012年、労働衛生コンサルタント。その後、さまざまな企業の産業医として、メンタルヘルスの問題を抱える多くの働く人々との面談を行っている。2020年現在、いくつかの日本を代表する企業や、外資系企業などで産業医業務を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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