内容説明
謎の祭壇の上で目を覚まし、どことも知れぬ異世界を一人放浪することになった俺、伴杭彼方。どうやら訳の分からぬ何かにより、記憶といくつかの強力な能力を失ってしまったらしい。幸い、喰えば喰うほど強くなる“吸喰能力”は健在だし、生きていくにはとりあえず喰わねばならない。気に入らない強者を平らげて、気に入った弱者を助けていくうちに、徐蕨にこの世界での生活基盤も出来上がってきた。邪魔な裏組織は叩き潰し、ゴーレムを使った運送業も絶好調。そうして着実に力をつけていき、とある“迷宮”のボスを撃破した結果、封印の一部が解除され、俺の身体に新たな変化が起きるのだった―。全てを失ってこそ得るモノがある―奪われたら奪い返す!最強の復讐を喰らわせて、どこまでも成り上がってやる!
著者等紹介
金斬児狐[カネキルコギツネ]
2009年の終わりにWeb上で小説の連載を開始し、瞬く間に人気を得る。「Re:Monster」で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。