内容説明
1945年広島と長崎で炸裂した原子爆弾、75年近くたってもその真実は十分に解明されていない。人類が初めて体験した、かつてないエネルギーを私達は本当に知り得ているのか?そのひとつひとつを明らかにすることで、この愚かな出来事を後世に伝えていく。
目次
第1章 序
第2章 原爆調査の開始
第3章 昭和20・21年 渡邊武男の調査
第4章 はじける石、泡立つ瓦
第5章 花崗岩の剥離限界と瓦の溶融限界を求めて
第6章 広島・長崎の原爆エネルギー
付録
著者等紹介
田賀井篤平[タガイトクヘイ]
1943年東京生まれ。東京大学理学系大学院博士課程修了。東京大学名誉教授・東京大学総合研究博物館特招研究員。専門は鉱物学、結晶学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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