内容説明
倒産者の問題は「お金」ではない。「こころ」の問題なのである。学ぶべきは著名経営者の言葉ではない、その答えは仏教にあった。そこには、倒産経験者が知り歩むべき事柄が説かれている。
目次
第1章 倒産者のこころの問題と再生への道(倒産者のこころの問題;倒産者の「生まれ変わり」の手がかり)
第2章 経営者が「瞑想者として生きていく」こと(目指すべき経営者像;仏教実践の基本フレーム、八正道;八正道・瞑想の社会活動への転回;社会活動の修業徳目の核心、同自)
第3章 瞑想の意味(智慧獲得の最上の手段;智慧の顕れる過程;勝負地・日常生活に活かすべき観照者感覚(正思・正業・正語・正命/正見)
現代社会に働きかける者にとっての迷走の意味―癒しの機会)
著者等紹介
中井圭次[ナカイケイジ]
神戸市生まれ。京都薬科大学卒業。薬剤師。家業の工業用品加工業を継ぎ社長就任後、NPO法人の設立やその産学連携企画を推進、国内での分社化、中国蘇州市にて生産工場の独資設立を行う。しかし、その後の企画開発商品の国内販売は不振を極め、結果、本体の社は倒産する。倒産後、ドラッグストアに勤務。並行して武蔵野大学大学院通信教育部人間学科および高野山大学大学院通信教育部密教学科に学び修士取得、また四国遍路の先達資格認定。現在、中国法人2社の董事長、日本法人2社の代表取締役社長、ミャンマー法人オーナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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