内容説明
ほとんどの日本人は「パミール高原」という言葉を知っているが、パミールがどのような地域なのか、どのようなことが起こっているのかほとんど知らない。本書は日本人になじみの薄い「パミール」の自然とそこに住む人の暮らしを長期間にわたる現地調査で明らかにした、初めての書籍である。
目次
第1部 自然(パミールは、どのような所か?;パミールの地形;パミールの氷河をめぐる謎 ほか)
第2部 人と牧畜(乳文化からみたパミールの位置―周辺文化との重層性;パミール北部アライ谷における牧畜;タジキスタン北東部カラクル村における牧畜 ほか)
第3部 観光開発・資源利用と保護・持続可能な利用(パミールの観光開発の特徴とキルギスのコミュニティー・ベイズド・ツーリズム;パミールを旅する外国人観光客の動向;パミール・アライの地名とその観光利用 ほか)
著者等紹介
渡辺悌二[ワタナベテイジ]
北海道大学・大学院地球環境科学研究院・教授
白坂蕃[シラサカシゲル]
東京学芸大学・名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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