内容説明
天下の台所と言われた大阪の繁栄に組み込まれた河内で地域社会の安定と平和で穏やかな村の暮らしを守り抜いた庄屋たち。彼らから学ぶことは現代の生き方を見直すヒントとなるだろう。ここには有名人も英雄も出てこない。誰もがお互いに配慮し助け合って生きる“世界一安全な日本社会”を創り上げた名もない人々がいるだけである。
目次
解説
1 都市大坂と庄屋
2 領主と庄屋
3 地域社会と庄屋
4 村の暮らしと庄屋
5 河内文化と庄屋
6 庄屋の果たした役割
著者等紹介
浜田昭子[ハマダアキコ]
2001年佛教大学文学部史学科修了。2002年より日下古文書研究会主宰。日下村森家日記を中心に河内の村方文書の解読を進める。2008年佛教大学大学院文学研究科日本史学科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 行為としての心