内容説明
江戸時代の薬箱は、今では考えられないほど大きかった!?重いものは10kgもあり、医師はそれをお供に担がせて往診に出たという。箱の作りや中身の生薬について解説。
目次
第1編 薬箱の生い立ち(薬箱の始まり;箱の起源;歴史における薬と薬箱)
第2編 調剤用薬箱の登場(江戸時代の医療と薬業;調剤用薬箱の発展;各種の薬箱;薬箱から往診カバンへ)
第3編 江戸時代の薬箱の実例(片桐薬箱の調査結果;土岐薬箱の調査結果)
第4編 薬箱の中身(薬草から日本薬局方へ;生薬は煎じて使う;生薬の商品の姿;薬箱にある生薬以外のもの;各生薬の来歴と産地)
著者等紹介
服部昭[ハットリアキラ]
1936年大阪市生まれ。名古屋市立大学薬学部卒、薬学博士。神戸大学法学部二部卒。技術士(包装技術)。藤沢薬品工業(株)を経て、小西製薬(株)に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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