内容説明
小説のイメージにとっぷりハマれる!ハラハラ、ワクワク、感動の読書体験!小説を読んで鮮やかなイメージが心に浮かび、映画を観たように記憶に残ると評判の画期的な読書法「カットイメージ・リーディング」を初公開!
目次
第1章 カットイメージ・リーディングの世界へようこそ
第2章 小説を読んでイメージするとはどういうことか
第3章 カットイメージとは
第4章 カットイメージで、小説を読む楽しさを再発見する
第5章 自分好みの五感映画にとっぷりと浸る
第6章 カットイメージで長編小説を楽しむ
第7章 カットイメージのトレーニングを続けよう
第8章 カットイメージが開く豊かな読書の世界
著者等紹介
山崎茂雄[ヤマザキシゲオ]
公立高校国語科教諭。早稲田大学第一文学部文芸科卒。東京学芸大学大学院(教育心理学)修了。資格、学校心理士スーパーバイザー、上級教育カウンセラー他。都民向け公開講座では、シニア層を中心に「脳が活性化する」「もっと小説が読みたくなる」「話し合いが楽しい」との声が多く、個人でもセミナーを開催し、成人への普及に努める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ユーユーテイン
5
「映画を観ているみたいに小説が読める」という副題に惹かれて手に取った。その方法は「カットイメージ・リーディング」と名付けられている。小説を読むとき、誰もが単語が出てくるたびに脳内に映像化すると思うが、それを一文ずつ、前の文とのつながりを吟味しつつ手を動かして区切りをつけながら読み進めるのだ。区切りが紙芝居の一枚の絵となるように。ボトムアップで、一文ずつ積み重ねていく読み方がいいなと思った。後から俯瞰して大きな場面にまとめるのもポイントだ。この方法を使って読書をされた方の体験談も良かった。2024/04/20
ソニックゆうすけ
4
著者の主観も強い本かとは思います。小説を読むに当たって、映画化されているものは、予告編を見てからイメージして読む、小説のイメージポスターを想像してみる、など。カットイメージを作る為、線を引くことも推奨されてました。まぁ、ゆっくり立ち止まりながら想像して読んだ方がいいという感じでしょうか。知識や画像が頭の中に多くあった方がより小説も楽しめる、全くの無からイメージするのは難しいとの事。2023/05/31
akane
4
小学生時代、短いお話が書かれたプリントを配られ、段落に番号を振らされ、人の気持ちが込められている箇所に線を引くよう指導された。当時の国語の授業を懐かしく思い出した。教室が読書会状態だったと思う。この本では区切り線を引いて、物語のカットイメージをつかめという。傍線よりもはるかに作業しやすくて目からうろこだった。ただ、注目すべきキーワード(日付や時間、地名、キャラ名など)について何かアドバイスがあるかと思っていたが、区切り方に終始していた感じで、もう少し具体的に踏み込んで欲しかった。物足りなさが残る。2021/01/25
dio jyojyo
0
★★★★★2020/12/09




