目次
第1章 特別ビジネスこそ中小企業が儲ける最強の手法
第2章 圧倒的に選ばれるための「キラーサービス」設定の原理原則
第3章 儲かるキラーサービス3大パターン―自分たちが信じ込んでいる常識はなにか?
第4章 特別ビジネスを高収益化する“仕組み化・標準化”戦略
第5章 多くの会社がやってしまっている、会社を衰退させる3つの間違い―その戦略が会社をダメにする!
第6章 相手の常識を崩し高単価を実現する“非常識セールス”の実践
第7章 5年、10年と強い企業であり続けるために
著者等紹介
中川洋一[ナカガワヨウイチ]
経営革新コンサルタント。株式会社キラーサービス研究所代表取締役。イレギュラー対応を仕組み化し、儲かる特別ビジネスに仕立てる専門家。前職は商社にて数々の企業の経営再建に従事した後、標準化で高成長を続ける株式会社ミスミに勤務し、インドとアメリカでの新規事業立ち上げにおいて事業を統括。現地にて業界初のサービスを立ち上げ、事業を成長軌道に乗せた実績を持つ。その後経営共創基盤(IGPI)を経て株式会社キラーサービス研究所を設立。現在同社代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
和之介
2
業務を仕組みで廻す。そんな発想も確かに有るな。その業務に携わる者がいなければその業務が出来ないのでは無く、業務を一通りの仕組みとして考えれば業務が上手く廻って行くのかもしれない。我が社の業務には合わないでは無く合わせられる仕組みを考えるのも悪くない。社員全員の士気を高め5年後、10年後も不景気に強い会社であり報われる経営としたい。インドの金型企業の営業って逆転の発想だと思うが、チョッと間違えれば詐欺じゃ有りませんか?2023/10/20
mkt
2
差別化のポイントをサービスにおき、そのサービスにおける、差別化ポイントの切り口を、時間、川上・川下、ノウハウ・サポート、の3つに集約している点が面白いと感じた。また、仕組み化のポイントも、工程、紙、更新の3Kに集約している点も分かりやすいと感じた。中小企業は、強み×仕組み化で事業を強くするというのは、現実的なので、この本で参考にできる部分は多々あると、感じた。 20200808読了 263ページ 26分2020/08/08
yyhhyy
1
ニッチな特別対応でも顧客の潜在ニーズに対応し標準化さえできれば、競合が参入し辛いよということを説く本。その重要性を事例で紹介していて意義はわかりやすいが、具体的手法は著者のビジネスのため非公開。2022/04/24
IGBB
1
既存の誤った、もしくは古い考え方や価値観を痛快に切り捨てていく。ポジショニングマップやSWOT分析は、他社と同じ軸で比較していくのでどうしても同質化していってしまう。そうではなくて、ビジネスで一番大切なのは「差別化なのだ」と。営業コンサルティングやカイゼンや5Sの指導を受けても、それらは部分最適化の最たるものだ。それよりも大切なのは、「自社独自の強み・売り(USP)」を徹底して考え、キラーサービスとして打ち出すことだ。ただし、利益率の大幅向上につながるキラーサービスを最初から狙うことが求められる。2020/11/15