内容説明
ものづくり企業が、粗利90%+価格主導権を握った戦略思考。
目次
第1章 常識通りで高収益になると思っていないか?
第2章 低収益ものづくり企業の実態
第3章 高収益を生み出す原理・原則
第4章 高収益化の帝王学を意識しているか
第5章 高収益R&D・仕組み作りの進め方
第6章 高収益達成・次のステージへの飛躍
著者等紹介
中村大介[ナカムラダイスケ]
キラー技術創出コンサルタント・弁理士。NEC退職後にベンチャー企業を設立。粗利9割超の高収益ビジネスを実現したものの、その事業が模倣されたことをきっかけに弁理士に。以後、コンサルタントとしての活動を開始。現在では技術と知財の専門家として数多くの企業経営者を支援している。専門は高収益技術経営。北海道大学卒業、東京大学大学院修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たにやす
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高収益のための特許戦略 構想設計ができれば特許が出願できる。 技術の棚卸 仕組みとは組織と業務 知財は裁判で活用できる権利のみ大切2022/10/30
IGBB
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エベレスト出版からの本はだいたいそうなのだが、現状の会社や組織、管理者が抱えるあるあるの問題点を痛快に非難していく。これで書籍の半分が終わっていく。では「その問題に対してどうしていけばよいのか」なのだが、解決の方向は示されるが具体的な施策の提示はない。知りたければ著者のコンサルティングを受けるように、ということなのだろうが、この本の内容だけで評価すると、「具体的な代案なき現状批判」になってしまっているきらいがある。経営者に向けて、資源配分と仕組みづくり、それに先立つ経営者の心がまえが問われている。2021/02/19