内容説明
大貴族家に生まれたにもかかわらず、魔法適性が「植物」だったせいで落ちこぼれの烙印を押されて家から追放された青年、アシュト。彼は父の計らいにより、未開の森、オーベルシュタインの領主として第二の人生をスタートさせるのだった。ひっそりスローライフを送ろうとしたアシュトだが、ひょんなことから希少種族のハイエルフ、エルミナと一緒に生活することに。その後も何故か次々とレア種族が集まり、いつの間にか彼の周りに集落ができてしまう。挙句に伝説のドラゴン美女が仲間になったと思ったら、絶大な量の魔力を与えられ―!?秘められた魔法の資質に思わぬ幸運が加わり、一気に大魔法師として成長したアシュト。仲間達の期待に応えるべく、便利すぎる植物魔法を駆使して魔境の森に最高の村を作ることを決意する!万能魔法師の異世界開拓ファンタジー、堂々開幕!
著者等紹介
さとう[サトウ]
2017年よりWeb上で小説の執筆を開始し、2018年に「異世界の配達屋さん―世界最強のトラック野郎」(一迅社)で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こも 旧柏バカ一代
23
武勲を立て貴族になった家の次男坊は、戦闘向きの能力じゃないから家に居るために必死に勉強をして最年少で博士号を取ったのに親達は無関心。兄妹は冷ややかに彼を見ている←本人はそう思ってる。そして幼馴染で好意を寄せてた少女と兄の婚約が決まり彼女が自身の家に嫁いで来るという。遂に心が折れた彼は家から追放してくれと父親にお願いしたら、辺境にある領地をやると言われて其方に向かって旅立ってしまう。そして、それを知った兄妹達は許可した父親にブチギレた。実は兄妹達は主人公を物凄く心配しており愛してもいた。そして妹は兄を追い2022/03/19
Abercrombie
4
辺境に飛ばされた主人公が、役に立たないと思われていた能力で領地を発展させていくという、よくあるタイプの話だが、それにしてもまったく波乱が起こらない。ここまでストレスフリーなのは珍しいかな。気楽に読めるのは確か。2022/12/07
一条梓(アンフィトリテ)
3
守山市立図書館から。1巻目。面白かったです。家を出てからすぐに仲間ができてきてもう1年もしたら立派な村になっている。異種族たちが良い者たちな為できてるんだろうな(笑)妹と幼馴染の女の子も一緒に村に住んでこの先どんな風になっていくのか?村→街→都市にいつしかなりそう!2020/03/08
sion
2
追放されて希少種達と村を作るスローライフものだけど 兄と協力して妹と幼馴染がやってくる。 事件は起きないな。2023/01/19