内容説明
1988年から2014年までの間に記されたこの「覚え書き」は、ありふれた人間の思い、祈り、詩、私的な日記のページである。
著者等紹介
アルグエヨ,キコ[アルグエヨ,キコ] [Arg¨uello,Kiko]
フランシスコ・ホセ・アルグエヨ。スペインのレオンで生まれ、マドリッドのサンフェルナンド王立アカデミーで美術を学んだ。きびしい実存的危機に見舞われた末、彼のうちに、イエス・キリストと教会に生涯を捧げることになる深い回心が起こった。1960年、彫刻家コーモンテスとステンドグラス師のムーニョス・デ・パブロスと共に、宗教芸術の研究と発展のための「グレミオ62」というグループを結成した。頻繁に旅をし、ヨーロッパのさまざまな国を訪問して、「地上で最も打ち捨てられた人々」の苦しみのうちにキリストが現存していると確信するに至り、シャルル・ド・フコーを通して知った小さき兄弟たちの足跡に従って、1964年にマドリッドの郊外にあるパロメラス・アルタスのバラックの中で、最も貧しい人々と共に住み始める決心をした。その後、化学を専攻して学部を終了し、神学の修士号を取ったカルメン・エルナンデスと知り合った。このようにして、貧しい人々の間で、最初の新求道共同体が生まれた。新求道期間の「道」はまずスペインで広まり、次にイタリア、そして次々と全世界に広まっていった。今日、そのメンバーの数はイタリアだけで約50万人に及んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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