孤独を克服するがん治療―患者と家族のための心の処方箋 (新訂版)

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434262494
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C0047

内容説明

数々の治療に立ち会った専門医が贈るがん治療に向き合うメンタルづくり。

目次

はじめに この本を読み進める前にどうしても解いておきたい「がん」の誤解
第1章 がんを告知され、受け止めるために(告知を受けましたが、現実感がありません;余命3ヶ月と言われて、目の前が真っ暗です ほか)
第2章 がんに立ち向かうために(治療のためには仕事を辞めないといけませんか;以前の体に戻ることができないのなら、つらい治療は受けたくありません ほか)
第3章 患者の家族ががんに向き合うために(家族からは以前と変わらず元気に見えるのに、がんだなんて信じられません;本人以上に家族が動揺してしまっています ほか)
第4章 患者と家族がよりよい関係を築くために(心配させたくないので、家族には黙っていようと思います;付き添ってくれている家族の疲労が心配です ほか)
第5章 医者や病院とよい関係を築くために(医者が何も説明してくれません;主治医に自分の苦痛をわかってもらえません ほか)

著者等紹介

押川勝太郎[オシカワショウタロウ]
消化器内科・腫瘍内科医師。抗がん剤治療と緩和療法が専門。1995年宮崎大学医学部卒。国立がんセンター東病院消化器内視鏡部研修医を経て、2002年より宮崎大学附属病院第一内科にて消化器がん抗がん剤治療部門を立ち上げる。09年から宮崎県全体を対象とした患者会を設立し、現在NPO法人宮崎がん共同勉強会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

paluko

5
数年前に初版のほうをがんで手術を受けた友人に進呈し、家族ががんで手術したのを機に新訂版で再読。やはり原点というか、がんが身近なものに感じるイベントがあればまず読むべき本かと自分は思っている。こと「がん」となるととにかく大金のからんだ特定療法を宣伝する内容のトンデモ本が多すぎるので、この本のブックリストからはじめて基本的な知識で武装するのオススメ。初版から新訂版までの間に著者の押川Dr.がYouTuberとなって情報発信も始めており、巻末に特典動画のQRコード付きというのは時代の流れを感じます!2020/01/31

みどりちゃん

0
この本は情報量が半端じゃない。癌について知りたいことが網羅されている。著書の中で紹介されている本で更に深堀りすべき■延命治療で命を延ばせるのは30分か1時間程度■がん告知は覚悟を決めるための時間を与えるため■がんを予防する食事などない。しいて言えば栄養バランスのいい食事が大切■免疫力を表す指標は存在しない。免疫力のある人とは学術的には一日の半分以上を起きて行動できる人。見た目の元気さ。筋肉量、顔の表情、身体の動きの速さなどで判断している。2024/03/19

Kyoko

0
バランスの良い本だと思います。2023/12/28

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