内容説明
安全運行にかける鉄道員たちのたゆまぬ努力を描く!我が国ではダイヤ通りに運行するのが当たり前の鉄道。だがその裏側では日々鉄道員たちが安全運行を心がけ、実践している。本書は決して日の目を見ることのない彼らの姿を小説という形で伝えるものである。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
pink_どんぐり
2
日本国有鉄道そしてJR東日本の主に千葉鉄道管理局内の現場(保線区・駅・運転区)での出来事を真実に近い形で小説にまとめた珠玉の書です。鉄道に係る人々の真摯な仕事ぶりと人間関係が微細に記されており、特に「軋む音」の人身事故に対応する運転士と見習運転士とのやりとりは秀逸です。2019/08/11
竜玄葉潤
1
小説としてはいまいち、でも鉄本としては良!時代背景の説明が少ないので、一話一話の背景に分かりずらい点もあるが、さすが内部の人間が書いただけのことはある。鉄ならば読むべし。2019/10/29