目次
序章 現場からみえる特別支援教育の現在
第1章 学校における生活・学習と特別支援(子どもたちの力を育てつなげる―小学校通常学級での発達障がいの子どもの理解と育ち;子どもたちの「心の居場所」づくりと教科の学習―国語(小学校一年)『どうぶつの赤ちゃん』で学びを創る
やりたい!でもできない、に心を寄せながら―知的障がい特別支援学校でのある自閉症の子どもとのかかわり
学校にまつわる当事者の経験とおもい―障がいをもつ若者の語りを通して考える)
第2章 「支援」とはなにか(支援を、支援たらしめるもの―スクールカウンセラーとしての臨床的経験を踏まえて;多くの困難を抱えた生徒の成長を支える―中学校でのある生徒の日々をふり返って;俺、ここにきてよかったよ―知的障がい特別支援学校中学部の育ちを支える授業実践;外界へと向かう心と身体、そして自分づくり―特別支援学校での重症児への取り組み)
第3章 特別支援を支える“つながり”(子どもを真ん中にしてつなぐ支援―特支援教育地域コーディネーターのしごと;病気を抱える子どもたちの「日常生活」を支えるために―さまざまな人と手をとり合って;養護教諭のしごととその意味;「特別支援教育」とスクールソーシャルワーカー―苦しみに向き合いながら考えたこと)
著者等紹介
森博俊[モリヒロトシ]
1948年生まれ。知的障碍教育論・臨床教育学研究者
原まゆみ[ハラマユミ]
1952年生まれ。一般企業、幼稚園教諭を経て養護学校教諭、特別支援学校校長を定年退職。都留文科大学特任教授特別支援学校教職課程室担当
今賀真美[イマガマミ]
1962年生まれ。千葉県立盲学校、都立養護学校・特別支援学校(肢体不自由、知的障害)などに32年間勤務。重症児教育、訪問教育、就学相談、コーディネーターに携わる
芹野ゆな[セリノユナ]
1968年生まれ。小学校通常学級に30年勤務。現在、小学校通常学級担任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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