内容説明
異世界に魔女として転生してしまったアーヤ。その力を使えば世界征服も夢じゃないけれど、そんなつもりはまったくない。昔は色々やらかしてしまったものの、今は正体を隠し、王都の片隅で小さなパン屋を営んでいる。ふわふわロールパンに、卵とハムのサンドイッチ…アーヤが作る地球のパンは、異世界でも大人気!でもある日、元・下僕のグランシオが現れたことをきっかけに、パン屋の周りがどんどん騒がしくなってきて―平和なパン屋ライフに黄信号!?小心者の魔女とヤンデレ下僕たちの、おかしなパン屋、開店!
著者等紹介
月丘マルリ[ツキオカマルリ]
2015年よりWeb上にて小説の発表を開始。2018年、「運命の改変、承ります」にて「アルファポリス第11回恋愛小説大賞」大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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月の実
17
図書館の新刊コーナーにあり、表紙の“パン屋”という文字に心惹かれ借りてみた。こーゆーティーンらしい感じ読んだことないなぁと思いつつ、読み始めるとどうやら今流行りの異世界転生モノだと判明。主人公・小心者の魔女アーヤの力はなんと隷属の力、代償として精神力が削られるという設定がなんとも面白い。魔女モードの時の発する言葉と心の声のギャップにめっちゃ笑った。本人は下僕が欲しいわけじゃないのに、どんどん下僕志願者が増える感じも、とても面白かった。2021/10/20
有機物ちゃん
15
視界にMP数値が見えて、ストレスだったり精神が疲弊したり力を使うと数字が減っていく体質の隷属の力を使う魔女の主人公。正直、文体というかノリがくどいな~とか説明しすぎかな~とも感じるのはあったんだけど、執着の方向性がかなり好きだ。多少やりすぎ感はあるものの萌え属性が取ってつけたものではなく、キャラクターやお話にきっちり落とし込んで根付いてる。居場所がほしいとか寂しいとか飢えの感情、生への危機感が執着に繋がり、一緒にいる時間の経過で関係性が深まり恋愛感情に変化する流れ、納得感があってすごく好みだった。2025/04/17
にゃうぴょん
6
転生魔女のアーヤの通常と魔女モードのSのギャップや精神がゴリゴリ削られて気絶する仕様など面白かったです。グランジオの物騒な下僕仕様の駄犬さも最後までブレないところがよかったです。2020/05/28
粋
4
一応最後まで読んだが期待した内容ではなかったかな。2025/01/11
K子
0
面白かった!笑ったー。 アーヤの周りにドMが増えていく様が笑える。駄犬っぷりも突き抜けてていい。 魔女モードと通常モードのギャップが凄い。これはドMが増えるわけだわー。 読みやすくてサクサク一気読み。読み終わっても、しばらく余韻で笑えた。楽しかった。2022/04/27




