今、子どもの不登校で悩んでいるあなたへ

上野 剛【著】

風詠社（2019/04発売）

• サイズ B6判／ページ数 218p／高さ 19cm
• 商品コード 9784434259425
• NDC分類 371.45
• Cコード C0037

内容説明

不登校を解決に導く「復学支援プログラム」という方法。なぜ、あの子の不登校は解決したのか―「ママ、学校に行けたよ」を聞いてあげてください。

目次

第１章　不登校になる理由（休み始めの落とし穴；不登校不安定期のアプローチ　ほか）
第２章　不登校の改善に必要な家庭内対応（家庭教育と家族療法“理論編”）（そもそも家庭教育とは；家族療法で考える　ほか）
第３章　不登校の改善に必要な家庭内対応（家庭教育と家族療法“実践編”）（ソーシャルスキルを身につける；具体的な対応方法）
第４章　復学支援（今の復学支援に至るまで；エンカレッジの復学支援とは　ほか）
第５章　不登校を乗り越えた親御さんの声（東京都当時小学三年生男の子；宮城県当時小学五年生女の子）

著者等紹介

上野剛［ウエノタケシ］
四天王寺大学教育学部（心理学専攻）卒業。社会的認知の生涯発達心理学を、コミュニケーション不足、また人との関わりを苦手とする子どもたちに活かせないかを研究。卒業後は、訪問カウンセラーとして直接不登校の子どもたちと接する。システムズアプローチ（家族療法）に加え、子どもに直接コーチングを行うことで、今までカウンセラーの立場では難しかった短期間での復学支援システムを構築。現在は家庭教育推進協会の代表理事として、家庭教育の大切さを説き、よりよい家庭環境の構築を推進する活動にも従事している。不登校支援グループエンカレッジ代表カウンセラー。一般社団法人家庭教育推進協会代表理事。日本教育カウンセリング協会所属（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[小鈴]

家庭教育相談士という資格の存在を知った(笑)。ビジネス臭を感じつつも概ね興味深く読んだ。「わがままな」子供との関わりかたに悩む親にオススメします。一方で、その関わり方には両親セットの状態を前提にしているので片親の場合は読んでいて辛いところがあるかもしれない。住まいの地区は不登校も多いらしく気になって読んだが、不登校の原因は千差万別でマニュアルはきかない。親子の関係性を見つめ直すしかない、ということはよく分かる。関わり方の見方とテクニックが書いてあるので、悩んでいる方は読んでみるとよいかも。

2019/06/14

[nami1022]

過干渉が成長を阻むとは。。良かれと思ってやっていることが、子どもの成長という面では裏目に出ることもあるんですね。逆に放置の方が良かったり。そんな単純な話でもないけど。

2021/02/11

[Rico]

まさに今読まねば、と夫婦で読んで早速家族会議を実践。主人も言ってたけれど、うちは完全に共働きに多い過干渉タイプだな。結果子どもが自己解決能力を身につけられず、心配性、コミュニケーションが下手になってしまう。いろいろ話す機会を持てたのはよかったと思う。またここから一歩ずつ。

2020/10/26

[月と星]

★★★うちの子は五月雨登校（初耳）だと思った。耳が痛いのは母子依存の仕組み。アクティブリスニング（初耳）とＩメッセージを実践したい。ソーシャルスキルを身につける。最後の方は商売の匂いがプンプンした。

2021/11/11

[澄野五位]

後書きが無いので、びっくりした。不登校について、家庭教育の点からアプローチしようとしている。叱ること=命令することという捉え方が、はたして正しいのかなあという感想を持った。

2022/03/12