内容説明
イケメン警視の年上幼なじみ・総一郎に、幼い頃から世話を焼かれ、過剰に守られてきた初海。二十一歳となり、就職した彼女は、自由に恋愛もできない状況を不満に思い、彼の庇護のもとを抜け出したいと考えていた。そんな中、総一郎の地方赴任が決まり、チャンスが訪れる。初海はさっそく実家を出て、一人暮らしを始めたのだけど…しばらく経ったある日、総一郎が急遽また配置変更となり、アパートの隣の部屋に引っ越してきた!?さらに初海の思惑を知った総一郎は、「今日から俺がおまえの恋人だ」、「おまえが俺以外の男を好きになるわけがない」と超俺様な態度で、まさかの愛の告白をして―?
著者等紹介
桧垣森輪[ヒガキモリワ]
2014年より執筆活動を開始。2015年「Can’t Stop Fall in Love」にて出版デビューに至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mariann
20
おっと、こんな所に変態おった… 中学生の時に惚れた小1の少女が大人になるのを根気強く待って頂いちゃった話。光源氏の男女逆転純愛版ってところか。この手の作品の警察もの好きとしてはどうしても見つけたら手にとっちゃう。そして中々職権濫用な話にまあまぁと宥めながら読了。ヒーローはエリートなのにトンチキで、ヒロインは不審者ホイホイだけど憎めない可愛さがあって楽しめた。2023/09/10
十六夜
4
小学校時から変態的な男に狙われやすいヒロインと、そのヒロイン六歳に結婚する?と言ってうんと言われて本気にして一生守ると誓った割とアレなヒーローとの恋愛もの。ヒロインどうしてそんなに男運悪いのと思うと同時にヒーロー粘着質とは違うけどすげぇ執着、とどちらに対しても微妙に苦笑してしまうカップルだった。2019/09/09
shushu
3
表紙の絵が可愛くて上手なので加点1。中学のときにすがりつく小学生ヒロインにからめとられてしまったヒーロー、お疲れさまでした。最後までそのやりとりをヒロインが思い出せなかったのもかえって良い。2021/12/11
デイジー
2
★★☆☆☆2021/09/21