目次
デンマークに暮らして
デンマーク王室の風景
デンマーク人について知る
デンマークの社会と経済
デンマークの対外関係
デンマークの文化
デンマークの長い橋と大きな島
著者等紹介
寺田和弘[テラダカズヒロ]
1973年神戸市生まれ。慶應義塾大学商学部および法学部卒。日本商工会議所、在デンマーク日本大使館、参議院議員および衆議院議員政策担当秘書を経て、2014年よりデンマーク大使館上席政治経済担当官およびNPO法人EMA日本理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とよぽん
20
面白かった。今から20年ほど前、筆者は仕事でデンマークに2年間暮らした。その見聞から、福祉の充実した心豊かなデンマークの生活に魅力を感じる。EUに属するが、通貨はユーロを拒否してクローネを守る。自然環境に配慮し持続可能な社会を目指す。経済、防衛、外交、国際協力の面でも貢献する小さな大国である。ということで、デンマークの素晴らしさが多方面から紹介されている。15年前に出版したものを「新装版」として2019年3月に第1刷発行。ただし、脱字、資料と本文の不整合が残念。2019/07/04
うえ
5
「デンマークではなぜ買売春や同性どうしの結婚が認められるのか? というのと逆に、日本ではなぜ買売春や同性どうしの結婚が認められないのか? という問いについて考えてみるとわかりやすいかもしれない。あることを認めない、ということは…ある一つのことに制限するということである。デンマークでは制限していないが、日本では一つに制限する必要があり、そうしてきた…どういう必要か…軍国主義から脱却し、社会の安定と秩序を維持しながら経済発展を実現する…ためには、古い価値観を捨て去ったうえで、ある種の社会的な統制が必要だった」2024/07/01
Yumi Saito
0
★★★☆☆。図書館で遭遇。やや癖は強いものの、サラッと読めるエッセイ。デンマークが王政を維持することのメリットなど、なるほどと思うこともあった。2024/05/31